兵庫県洲本市で成人女性の遺体を遺棄したとして、会社員の男（６２）が逮捕されました。遺体は衣服を身に付けておらず、男の妻とみられています。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは西宮市西宮浜の会社員・清水成洋容疑者（６２）です。 清水容疑者は８月２日ごろから７日昼ごろまでの間に、年齢不詳の成人女性の遺体を洲本市由良町を通る県道の脇に遺棄した疑いがもたれています。 警察によりますと、女性の遺体は衣服を身に付けていない状態で、７日の昼ごろに発見されました。 警察が捜査していたところ、８日午後９時半過ぎに、清水容疑者が会社の上司に連れられ、西宮警察署に出頭してきたといい、その際、清水容疑者は「洲本市の死体遺棄の件は私です」と話したということです。 警察の調べに対し、清水容疑者は同居する妻を殺して、遺体を車で運んだという趣旨の供述をしているということです。警察は殺人容疑も視野に調べを進めるとともに、遺体は清水容疑者の妻とみて、身元の特定を急いでいます。