【AFP=時事】インド警察は10日、警察官を装い「寄付金」を強要していたとして6人の男を逮捕した。男らは「犯罪捜査局」と書かれた看板を掲げた賃貸オフィスを拠点に活動していた。 警察の発表によると、デリー首都圏ノイダで違法に運営されていた「国際警察・犯罪捜査局」のオフィスは、「警察風の色やロゴ」で装飾されていた。容疑者らは文書や証明書を偽造し、被害者から「寄付」を募るウェブサイトを開設していたという。 また、インターポールや他の国際的な犯罪対策機関との「提携関係がある」と主張し、公務員になりすましていたとされる。 事務所の捜索で、警察は複数の携帯電話、小切手帳、印鑑、身分証明書を押収した。 数週間前にも、ニューデリー近郊の借家で偽の大使館を運営し、海外での就職を約束して求職者から金銭をだまし取っていた男が逮捕されている。【翻訳編集】 AFPBB News