万博会場警察隊の“出動”900件以上 ミャクミャクグッズなどの万引き多数「安心して楽しんでもらえるよう、会場の安全を確保してまいりたい」

万博開幕以降、会場内で起きた事件・事故などが900件以上にのぼることがわかりました。 8月13日で開幕から4か月を迎えた大阪・関西万博。入場者数は1380万人を超え、チケット販売枚数も運営費が黒字となる目安を達成するなど連日多くの来場者で賑わっています。 そうした中、会場の安全を守っているのが大阪府警の「会場警察隊」です。24時間常駐し、警備・警戒にあたります。開幕から7月までの3か月間で、会場警察隊が取り扱った事案は約900件でした。 今年4月には29か国が共同出展する「コモンズA」で、展示品のハチミツの瓶1個を盗んだとして83歳の男を逮捕。そして狙われるのは、大人気のミャクミャクグッズです。 今年6月、オフィシャルストアで170点あまりの万博グッズが盗まれる事案が発生。窃盗の疑いで少年2人が逮捕されたほか、大阪府警は13日、新たに別の万引きグループで、東京都の大学生ら男2人を逮捕しました。転売目的で会場内の万博グッズを万引きしていたとみられています。 取り扱い事案が900件ということについて、万博会場警察隊の堀本和貴副隊長は… (万博会場警察隊 堀本和貴副隊長)「率直な印象は多いですよね。これから来場者の増加が見込まれるので、多くの人に安心して会場に来て楽しんでもらえるように、残りの期間、関係機関と連携して万博会場の安全を確保してまいりたい」

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