官製談合事件 当時大分市長の佐藤知事「全く聞いたことはない」

官製談合事件があった当時、大分市長を務めていた佐藤知事は価格漏えいについて「全く聞いたことはない」と市役所の組織的な対応を否定しました。 (佐藤知事)「官製談合の話は全く聞いたことはない。在任中から今に至るまでありませんでした」 18日の定例会見では大分市の事件を巡って佐藤知事の市長時代の認識について質問が相次ぎました。 佐藤知事は早川容疑者からの高圧的な要求について「認識はない」と説明。予定価格の漏えいについては、あくまでも池永容疑者ら元幹部職員3人の行為で、組織的な対応ではなかったという見解を示しました。 (佐藤知事)「情報漏洩は3人がしたということが逮捕の理由と報道されているので、それと組織で対応というのはまったく違うのではないか。私の在任中、コンプライアンス違反汚職事件は1件も発生がなくて、私の当時からの認識は大分市役所は非常にきれいな役所という認識を持っています。それは今も変わっていません」 また、事件を受けて県が過去5年間分を調査した結果、早川容疑者が関係するワールド建設との契約はなかったということです。

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