滋賀県東近江市で78歳の母親に熱湯を浴びせるなどしてけがをさせた疑いで、48歳の息子が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、東近江市日野町の無職の男(48)です。 警察によると、男は今月2日、同居する母親の左腕をわしづかみにして内出血させたり、パスタを茹でていた鍋を投げつけて左耳にやけどをさせるなどした疑いがもたれています。 母親は軽傷でしたが別居している娘(男の姉)とともに警察を訪れ「息子に暴力をふるわれた」と届け出て、警察が捜査してきょう=18日、男を逮捕しました。 警察の調べに対し男は「腕を握ったことは覚えてない。鍋は廊下に向かって投げただけ」などと容疑を否認しています。 男は以前、同居する父親とともに働いていた際、父に厳しくされたストレスのはけ口として母親に強く当たっていたという情報もあり、警察は動機などを調べています。