PSG、地元パリで優勝パレード 欧州CL初制覇祝う

【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグで初優勝を果たしたパリ・サンジェルマン(PSG)が1日、ホームの仏パリで優勝パレードを行った。 ドイツ・ミュンヘンで行われた決勝でインテルを5-0で撃破したPSGは、1日夕方にパリへ戻り、2階建てのオープントップバスでシャンゼリゼ通りを凱旋(がいせん)パレードした。沿道には歓喜に沸くサポーターが詰めかけ、旗を振ったり発煙筒をたいたりして、クラブの欧州制覇を祝った。 その後、チームは大統領府(エリゼ宮)を訪れ、エマニュエル・マクロン大統領主催の祝賀会に出席。マクロン氏は「君たちはチャンピオンだ。パリをヨーロッパの頂点に導いてくれた」とチームをたたえ、「ピッチには11人の選手がいたが、明らかに12人目もいた。それはずっと応援している別のチームがある中でも、PSGを後押しした全国民だ」と述べた。 一方でマクロン氏は、前夜に祝勝ムードに水を差す暴動が起こったことを非難した。内務省によると、全土で約600人が逮捕され、2人が死亡、200台以上の車両が燃やされた。 最後にチームは、本拠地パルク・デ・プランスでパレードを締めくくった。選手たちは歌い、踊り、トロフィーを掲げ、地元の有名ラッパーによるライブパフォーマンスも行われた。 主将のマルキーニョスは「これまでの道のりを思えば、涙が出る。きょうは栄光の日だ!」と言い、集まったファンに向かって「愛してる。楽しもう! 僕らは欧州チャンピオンだ!」と叫んだ。 スタジアムには、全仏オープン出場のためパリに滞在中のノバク・ジョコビッチ(セルビア)や、ニコラ・サルコジ元大統領の姿もあった。【翻訳編集】 AFPBB News

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