大麻所持疑いの17歳、指定薬物エトミデートでも追送検 沖縄摘発6人で全国最多

営利目的で大麻を所持したとして、浦添署は19日、当時高校生だった本島中部の少年(17)を麻薬取締法違反(営利目的所持)の疑いで逮捕したと発表した。逮捕は6月25日付。「自分で使うために持っていた」と容疑を一部否認しているという。署はこの他、俗称「笑気麻酔」と呼ばれる指定薬物エトミデートを含むリキッドを所持したとして、少年を医薬品医療機器法違反の疑いで那覇地検に追送検した。 署によると、少年は5月29日、本島南部の路上に止めていたスクータータイプのバイクの後部に付けたボックスに、乾燥大麻約12㌘と大麻リキッド約2㌘を営利目的で所持していた疑いがある。父親が少年とともに署を訪れ、発覚した。滞在先のホテルなども調べたところ、エトミデートを含むリキッドを所持していたとして、署が追送検した。那覇地検は7月、少年を家裁送致した。大麻の所持に関し、那覇家裁は第1種少年院送致とする保護処分を決めた。 県警によると、県内のエトミデート所持での摘発はこの少年を含め、10〜20代計6人で、全国最多という。

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