自宅に母親の遺体を放置していたとして逮捕された67歳の息子が母親の遺族年金を不正に受給していた疑いで逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、青葉区八幡3丁目の無職・荒井直樹容疑者(67)です。 警察によりますと荒井容疑者は、自宅アパートに同居していた母親が亡くなったあと死亡届を出さず、去年2月から今年4月までの間、母親の口座に入金された遺族年金およそ53万円をだまし取った疑いがもたれています。 調べに対し荒井容疑者は、容疑を認めているということです。 荒井容疑者は自宅に母親の遺体を放置していたとして、今年5月に逮捕されていました。 この死体遺棄の容疑について仙台地検は「処分保留」としています。 警察によりますと、母親はおととし死亡したとみられ、荒井容疑者は母親の老齢年金も不正に受け取っていた疑いがあるとして警察が調べを進めています。