ウクライナ情勢めぐる首脳会談、複数の開催地を検討 米ホワイトハウス

(CNN) ウクライナでの戦争終結に向けたウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領による2者会談や、両氏に米国のトランプ大統領を加えた3者会談をめぐり、複数の候補地が検討されている。米ホワイトハウス当局者が明らかにした。 当局者によれば、候補地にはハンガリーの首都ブダペストやスイスなどが含まれている。 当局者のひとりは、トランプ大統領が最近の電話会談でハンガリーのオルバン首相とブダペスト開催の可能性について協議したと明らかにした。オルバン首相はトランプ氏やプーチン氏に近いとされる。 ホワイトハウスは先週、トランプ氏とプーチン氏との会談の開催地候補としてハンガリーを最終選考に残していた。2023年に国際刑事裁判所(ICC)がプーチン氏の逮捕状を出したことを受け、ロシア側が欧州の多くの候補地について二の足を踏んだ。米国とロシアは最終的にアラスカ州の米軍基地で会談を行うことで合意した。 当局者は、次回の会談については何も確定しておらず、複数の候補地が浮上し、検討段階にあると述べた。 別の当局者は、トランプ大統領が最初にプーチン氏とゼレンスキー氏のみで会談を行うと発表したことを受け、3者会談の準備作業は一時棚上げされたと語った。

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