中国警察の警察官や中国大使館の職員になりすまし 中国人留学生の女性から現金をだましとった中国人留学生の男(21)を逮捕 容疑を一部否認【岡山】

中国警察の警察官などになりすまし、岡山市に住む中国人留学生から現金500万円あまりをだまし取った詐欺の疑いで大阪市に住む中国人留学生の男(21)が逮捕されました。 警察によりますと、中国人留学生の男(21)は保証金名目で現金をだましとろうと考え、昨年(2024年)11月上旬ごろから12月24日までの間、複数回にわたり、中国警察の警察官などになりすました何者らが、岡山市に住む中国人留学生の女性(21)に電話をかけて、 「あなたは中国でのマネーロンダリング事件に関与している。容疑者として名前が浮上している」 「これからも日本にいて捜査に協力するなら保証金としてお金を払ってください」「金額は25万人民元で保証金は捜査が終わったら返します」などと嘘を言い、 その後、中国大使館の職員になりすました男(21)が岡山市北区で女性から現金400万円をだまし取り、さらに2回にわたり、男の銀行口座に現金計118万円を振り込ませた疑いが持たれています。 今年4月、女性から被害の申し出があり、警察が捜査を行った結果、男(21)の容疑を確認し、きのう(20日)逮捕したものです。 調べに対して、男は「中国大使館の職員になりすまして現金を受け取ったりしたことは間違いない」「指示役の人間のことを本物の検事と信じて指示に従っていた」と話し、容疑を一部否認しているということです。

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