新潟県村上市で酒を飲んだ状態で車を運転したとして32歳の女が逮捕されました。 警察は危険運転傷害容疑も視野に捜査しています。 酒気帯び運転の疑いで21日に逮捕されたのは、村上市に住む無職・磯部亜美容疑者(32歳)です。容疑者の運転していた軽乗用車の前方部分には衝突の跡がみられ、助手席側のフロントガラスにはひびが入っています。 警察によりますと、村上市上助渕の県道で磯部容疑者は、酒を飲んだ状態で20日午後6時前に車を運転した疑いが持たれています。 未就学の子ども1人を乗せて運転していた磯部容疑者の車は、信号待ちをしていた軽乗用車に衝突。追突された軽乗用車はさらにその前の軽乗用車に追突し、3台が絡む玉突き事故となりました。 駆け付けた警察官が検査したところ、磯部容疑者から基準値を超えるアルコールが検出されたということですが、磯部容疑者は「飲酒運転はしていない」と容疑を否認しています。 警察は追突されたそれぞれの車の運転手2人のけがの状況について調べていて、危険運転傷害容疑も視野に捜査を進めています。