現金狙い頭を金属バットで殴り殺害か 強盗殺人容疑で男を再逮捕 東京・新宿

東京都新宿区のマンションで7月、男性の遺体が見つかった事件で、男性を殺害し、現金などを奪ったとして、警視庁捜査1課は22日、強盗殺人の疑いで、新宿区新宿、職業不詳、北誠一被告(30)=死体遺棄罪で起訴=を再逮捕した。容疑について、「話したくありません」と黙秘しているという。 再逮捕容疑は6月23日午前9時15分~正午ごろ、新宿区内のマンション室内で、杉並区の成瀬壮一郎さん=当時(35)=の頭を金属バットで殴って殺害し、成瀬さんの持っていた現金約180万円やショルダーバッグなどを奪ったとしている。 捜査1課によると、北容疑者は、奪った現金を借金の返済やキャバクラなどの遊興費にあてていたとみられる。また、共謀して成瀬さんの遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で逮捕、起訴された梨本俊弘被告(31)にも現金約50万円を渡していたという。 成瀬さんと北容疑者は共同で事業を行う仕事仲間だった。捜査1課はカネに困った北容疑者が、多額の現金を普段から持ち歩いていたとみられる成瀬さんを狙って、単独で殺害に及んだとみて調べている。

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