23日の朝、福岡市南区の踏切で特急列車と車が衝突する事故があり、車を運転していた男は酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。 23日午前7時ごろ、福岡市南区井尻のJR笹原駅近くで、上りの特急列車と乗用車の前方部分が衝突しました。 ケガ人はいませんでしたが乗用車を運転していた男の呼気から基準値の2倍近いアルコールが検出されたため、警察は男を酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのはすべて自称で福岡市南区の自営業、田中直樹容疑者(50)です。警察の調べに対し容疑を否認しています。 JR九州によりますと、事故当時は踏切の遮断機が下りた状態でしたが、田中容疑者の車は、前方部分が踏切内に進入していたということです。 JR九州によりますと、この事故の影響で特急と普通あわせて65本が運休したほか、最大で2時間50分の遅れが出るなどしました。