【08月24日 KOREA WAVE】韓国で最近、大手ハンバーガーフランチャイズ「バーガーキング」の店舗を対象に、爆弾を仕掛けたとする虚偽通報をした20代の配達員が拘束された。 配達員は8月月17日午後1時9分頃、SNSに水原市内にあるバーガーキング店舗に「爆発物を仕掛ける」という内容の書き込みを投稿したうえで、自ら目撃者を装って112(日本の110番)に通報した疑いが持たれている。通報の際には、警察に「配達が遅れて到着し、店員の態度が悪かった」と理由まで伝え、問題の投稿のスクリーンショットを警察にSMSで送信したとされる。 警察は、そのスクリーンショットに写っていたアカウント情報をもとにこの配達員の身元を特定し、同日午後4時頃、投稿から約3時間で緊急逮捕した。 この「爆弾虚偽通報」の影響で、警察特殊部隊と消防当局は同日午後2時50分まで約1時間40分にわたって現場を封鎖し、爆発物を捜索した。バーガーキング店舗が入っている地上9階・地下3階建ての建物にいた約400人の利用客が避難するなど、大きな混乱と不便が生じた。 警察の取り調べに対して、この配達員は「配達中に店員からたびたび『配達が遅れている』などと小言を言われて不満が溜まっていた」と供述しているという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News