神奈川県大和市在住の30代女性部下宅に侵入して下着を盗もうとしたとして、警視庁渋谷署は11月18日、同県海老名市に住む日産自動車社員・鈴木智広容疑者(55)を住居侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕した。 社会のハラスメント意識がどれほど高まっても、セクハラ、パワハラ上司は後を絶たないが、ここまで気持ち悪い上司はレアケースだろう。 犯行は11月15日午後7時ごろ、週休2日制の多くの会社員が解放的な気分になる金曜日の夜だった。 「同じ職場の女性部下宅に侵入し、下着などを物色した疑いです。“家に入って下着を物色したことに間違いないが、盗むつもりはなかった”などと容疑を一部否認しています。この女性に“好意を抱いていた”といい、6月に女性のカバンから勝手に鍵を取り出して型を取り、合鍵をつくって計40回ほど侵入したと話しているようです。女性の勤務中を狙った犯行とみられます」(全国紙社会部記者、以下同) つまり、女性宅侵入は、ほぼ週2回ペースといえる。部下に仕事をさせておいて、“お先に”とその隙に変態行為を繰り返していたのかもしれず、悪質きわまりない。