【速報】「瓦にアスベスト、すぐ交換を」 467万円「点検商法」でだまし取った疑い、元社長ら7人逮捕

大阪市の建築会社「新日立建託」が屋根を点検後に高額な工事契約を結ばせる「点検商法」を繰り返したとされる事件で、京都府警捜査4課と生活保安課などは26日、詐欺と特定商取引法違反(不実告知)の疑いで、兵庫県芦屋市、会社役員の男(34)や、大阪市西区、同社元社長の被告の男(27)=特商法違反罪で公判中=ら男4人を再逮捕し、新たに男3人を逮捕した。 7人の逮捕容疑は共謀し、昨年10〜11月、京都府宇治市の男性(74)宅に「宇治市の依頼に基づき、屋根の点検をしている」などとうその電話をかけた後、男性宅を訪問。「瓦にアスベスト(石綿)が使用されている。すぐ交換した方がよい」などと虚偽の説明をし、467万円をだまし取った疑い。府警は認否を明らかにしていない。 府警によると、7人は電話勧誘役と訪問役に分かれて、関西各地で点検商法の手口で高齢者らと契約を結んでいた。訪問役のアルバイトなどは交流サイト(SNS)で募っていたといい、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)とみて捜査している。

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