フィリピン企業の実質経営者ら3人再逮捕へ 「事業で多額の利益」とうそ 警視庁

フィリピンに本社を置く「エスディビジョンホールディングス」(SDH)の社債購入を無登録で募ったとして9人が逮捕された事件で、警視庁生活経済課は、詐欺容疑で、SDH社の実質的経営者須見一容疑者(45)ら3人を27日に再逮捕する方針を固めた。 捜査関係者への取材で分かった。 須見容疑者らは国内の代理店を通じてSDH社債などを販売していた。2016~24年、フィリピンの事業への投資名目で約460億円を集めたとみられる。 捜査関係者によると、須見容疑者らは22年11月~23年2月、「SDH社はフィリピンでのコールセンター事業で多額の利益を上げている」などと偽って社債を販売し、岐阜県の男性ら4人から7300万円をだまし取った疑いがある。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加