【AFP=時事】イスラエルの警察は27日、治安部隊が前日に実施した占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸での作戦で、約152万シェケル(約6600万円)に相当する「テロ資金」を押収したと発表した。 イスラエル軍は26日、自治区中部ラマラの両替商を標的に作戦を実施した。赤新月社によると数十人のパレスチナ人が負傷した。 ガザでの戦闘に呼応する形で西岸での緊張も高まっており、イスラエル側による襲撃も頻発している。ただし、パレスチナ自治政府の本拠地ラマラ中心部での作戦は比較的まれだ。 警察は声明で、国境警察と軍が「ハマスに資金を送るために利用されていたラマラ中心部の両替商を襲撃した」と説明。さらに「米ドル、ヨルダン・ディナール、ユーロなどの外国通貨と現地通貨を含む計152万8832シェケル相当の資金を押収した」とした。 また「テロ活動に関与したとされる9人の指名手配容疑者を逮捕し、押収した証拠とともに取り調べに移した」と付け加えた。 2023年10月のハマスによるイスラエル攻撃以降、西岸のパレスチナ人居住地に対するイスラエル軍の襲撃は特に北部で激化している。西岸の両替商を標的にした作戦は、今年初めの他、23年12月にも行われた。イスラエルは1967年以来、この地域を占領している。【翻訳編集】 AFPBB News