郡山の強盗傷害事件「金が欲しくてやった」(福島)

警察署から出ていく1台の車。 郡山市の強盗傷害事件の容疑者を乗せた警察の車です。 【高橋健太記者】 「現場は幹線道路から分かれた、生活道路沿いの住宅です。逮捕されたのは、この家の近くに住む男でした。」 逮捕された無職・穴沢大介容疑者(39)は8月23日、90代の男性が住む近くの家に侵入し、拳銃のような物を突き付けて頭を複数回殴るなどし男性にけがをさせ、現金約3万円を奪った疑いが持たれています。 近所の住民は「土地勘があるとは思っていたが、もっと遠い人かなと思っていました。実際はあまりにも近くて、びっくりしています。」と話していました。 事件があった住宅の前の通りは、警察や近所の人によると、この道やその周辺の道路は住んでいる人以外はほとんど通らない場所だと言います。 警察も土地勘のある人物が関与しているとみて、男の行方を追っていました。 【高橋健太記者】 「捜査関係者によりますと、家の中に設置されていたカメラに、容疑者が暴行する様子が映っていたということです。」 カメラの映像から拳銃のような物は、モデルガンの可能性が高く、警察は穴沢容疑者が男性を殴るために使ったとみています。 穴沢容疑者は警察の調べに対し、「暴力をふるって金を奪った。金が欲しくてやった。」と、容疑を認めています。 警察はこれまでの調べで、容疑者と被害者に面識はなかったとみて、事件のいきさつを調べています。

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