宇和島 母親を殺害 鑑定留置の息子を起訴【愛媛】

今年3月、宇和島市の住宅で60代の女性が殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕されていた長男の鑑定留置が終わり、松山地検は、4日、刑事責任能力が問えるとして殺人の罪で起訴しました。 起訴状などによりますと住所不定・無職の長男(32)は今年3月31日、宇和島市川内の自宅で殺意を持って母親のミエ子さん当時66歳の首をペティナイフで突き刺すなどして失血死させ殺人の罪に問われています。 長男はミエ子さんや父親との3人暮らしで、事件の後、行方がわからなくなっていましたが、事件から16日後、大洲市内の路上で身柄を確保され、殺人の疑いで逮捕、送検されました。 その後、松山地検では、長男の刑事責任能力を調べるため、およそ4カ月間の鑑定留置を行い、4日、刑事責任を問えると判断し、殺人の罪で起訴しました。 松山地検は、長男の認否を明らかにしていませんが、逮捕当時、警察の調べに対し、「首を刺して殺した」などと容疑を認めていました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加