眠っていた男性のポケットから財布を抜き取って盗んだとして、警察は自称・広島市西区観音本町に住む男(77)を窃盗(すり)の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、男は6日午前6時45分ごろ、広島市中区胡町にある商業施設の敷地内で、眠っていた男性(27)のズボンのポケットから、現金51円が入った財布を抜き取って盗んだ疑いが持たれています。 警察の調べに対し男は、「ポケットから財布を取り出したが、自分のものにしようとしたわけではない」と供述しているということです。 近くを通りがかったタクシー運転手の男性(60代)が、男を取り押さえて警察に通報したということです。 逮捕時の男の所持金は26万8897円だったということで、警察は事件の詳しいいきさつを調べています。