自宅でクロスボウ(洋弓銃)と矢を所持したとして、警視庁薬物銃器対策課は、銃刀法違反(加重所持)の疑いで、指定暴力団松葉会傘下組織組長の武井美喜也容疑者(63)=群馬県高崎市=を逮捕した。クロスボウの所持を原則禁止し、許可制となった令和4年の銃刀法改正以降、クロスボウと矢を所持したとして暴力団組員が摘発されたのは全国初。 逮捕容疑は2月、高崎市の自宅で許可なくクロスボウ1丁と、矢5本を所持したとしている。調べに対し、「ただ武器が好きだからという理由で持っていた」などと供述している。 薬銃課によると、2月18日に複数の関係先を家宅捜索したところ、自宅の押し入れからクロスボウと矢が発見された。 薬銃課によると、松葉会ではこれまで、後継者を巡る内部対立や、他の組織との抗争などがあり、薬銃課はクロスボウを所持していた目的について調べている。