およそ30年間、無免許の状態だったとみられています。車でタクシーに追突し、運転手にけがをさせた疑いで、60代の男が逮捕されました。 無免許過失運転致傷の疑いで逮捕されたのは、熊本市西区に住む自称・建築業の男(63)です。 井上聖貴アナウンサー 「追突事故を起こした車を運転していた男は、免許取消しを受けてから約30年間、無免許の状態だったということです」 警察によると男は、8月10日、熊本市中央区の市道で、軽乗用車を無免許の状態で運転し、信号待ちのタクシーに追突、男性運転手に首のねんざなどのけがをさせた疑いです。 警察は捜査に支障があるとして、男の認否を明らかにしておらず、無免許で繰り返し運転していた可能性があるとみて、捜査する方針です。 また、事故当時、軽乗用車の助手席には男の知人女性が乗っていて、女性は警察官に対し、自身が運転していたと説明したということです。 警察は、犯人隠避の疑いも視野に、女性から事情をきいています。