鹿児島県志布志市の交差点で、10日夜、横断歩道を渡っていた歩行者が軽乗用車にはねられ、意識不明の重体となっています。 警察は、軽乗用車を運転していた女(41)を現行犯逮捕しました。 志布志警察署によりますと、10日午後8時ごろ、鹿児島県志布志市有明町野井倉の県道と市道が交わる交差点で、市道から県道へ右折してきた軽乗用車が、横断歩道を渡っていた歩行者をはねました。 この事故で、はねられた志布志市の女性(40)が病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっています。 警察は、軽乗用車を運転していた志布志市の製造業従業員の女(41)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。 警察の調べに対し、女は、「歩行者の方とぶつかる交通事故を起こしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。 事故発生当時、軽乗用車の進行方向の信号と、はねられた女性が渡っていた横断歩道はともに青信号で、雨が降っていたということです。 警察で事故の原因を調べています。