20代女性職員への不同意わいせつ容疑で逮捕・起訴された福岡県警・警部の52歳男 ドラレコの映像を消去して証拠隠滅図ったか

福岡県警の警部の男(52)が車の中で後輩の女性職員(20代)にいきなりキスをしたり胸を触るなどしたとして逮捕・起訴された事件で、ドライブレコーダーの映像がすべて消去されていたことが新たにわかりました。 証拠隠滅を図ったとみられています。 10日に起訴された福岡県警の警部・下川陽一被告(52)は、粕屋警察署の交通第1課長だった今年5月3日午後7時ごろ、福岡県久山町に駐車した車の中で後輩の20代女性職員にいきなりキスをしたり胸を触るなどしたとされています。 下川被告は帰宅する女性職員を家まで送るとの名目で自分の車に乗せたとみられています。 ■下川被告が証拠隠滅か 逮捕の可能性について調べた履歴も その後の捜査関係者への取材で、車のドライブレコーダーの映像はすべて消去されていて下川被告が証拠隠滅を図ったとみられることが新たにわかりました。 また、スマートフォンには不同意わいせつ罪で逮捕される可能性について調べた履歴が残っていたということです。 下川被告の起訴を受け、福岡県警の那須重人首席監察官は「本県警察職員が、不同意わいせつ事件で起訴されたことについて重く受け止めております。事件の全容解明に努め、厳正に対処して参ります」とコメントしています。

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