「週刊誌で見た方法で……」うその休業損害補償を申請容疑、男を逮捕

保険会社から休業損害補償金をだまし取ったとして、警視庁は派遣社員の森山裕之容疑者(52)=東京都世田谷区松原1丁目=を詐欺容疑で逮捕し、10日に発表した。「数年前に詐欺の方法を週刊誌で見て、やろうと思った」と話しているという。 新宿署によると、逮捕容疑は1~2月、2021年に退職した都内の会社に現在も勤めているかのように装い、保険会社に対し、交通事故で勤務できなくなったとするうその休業損害補償金を請求し、約82万円をだまし取ったというもの。 森山容疑者は昨年9月に都内で乗用車の単独事故を起こし、通院していたという。元勤務先の源泉徴収票や印鑑などを偽造して請求書類を作成していたといい、署は同様の手口で保険会社4社に計約1700万円を請求していたとみている。(吉村駿)

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