電子決済サービス「PayPay」などのバーコード画面を共有させて、商品を購入したとして、11日までに福岡県内に住む中国国籍の男女ら7人が逮捕されました。 被害総額は約680万円です。 警察によりますと、粕屋郡志免町に住む会社経営の男(32)ら中国籍の男女7人は去年4月以降、県内の家電量販店などで、ゲーム機など約270点をPayPayなどの他人のアカウントのバーコード決済で購入し、合わせて約680万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。 指示役だった別の中国籍の人物らが、偽サイトで販売しているように装った商品の代金を返金する名目で、アカウントを持つ人にバーコード画面を共有させ、実行役の7人がそれを使って家電量販店などで決済を行い、購入した商品を転売していました。 アカウントを悪用された人は、26都府県の58人に上ります。 警察の調べに対し7人は、いずれも容疑を認めたということです。