「逮捕状」と「機密書類」で信頼させ…偽警察官らの巧妙手口 80歳男性9000万円の金塊だまし取られる

大阪府内に住む80代の男性が時価総額およそ9000万円の「金」を、警察官をかたる男らにだまし取られていたことがわかりました。 警察によるとことし5月、大阪府内に住む80代の男性の自宅に総務省職員をかたる男から「あなたの名義で携帯電話が契約されている」と電話がありました。 その後、警察官をかたる男とのSNSのビデオ通話へ誘導され逮捕状を見せられたうえで「機密保持誓約書」と書かれた文書が送られてきました。 さらに後日、別の人物の要求で男性は金およそ6キロ、時価総額9000万円相当を購入し、家を訪ねてきた金融庁職員をかたる男に渡してしまったということです。 警察は「SNSに誘導されるのは詐欺だと疑ってほしい」と呼びかけています。

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