米当局に拘束された韓国人労働者ら チャーター機で帰国

【AFP=時事】先週、米移民・税関捜査局(ICE)が行った強制捜査で拘束された韓国人労働者を乗せた特別チャーター機が12日午後、韓国・仁川国際空港に到着した。 米南部ジョージア州で韓国の現代自動車とLGエナジーソリューションの合弁会社が建設中だったバッテリー工場では475人が拘束されたが、そのうちの大半が韓国人だった。 310人以上を乗せた大韓航空機が着陸するのを前に、韓国外務省の関係者は「アトランタでの手続きは順調に進んだ」とし、「飛行機が予定通りの数の乗客を乗せて出発した」と述べた。 ジョージア州での4日の強制捜査は、ドナルド・トランプ政権の反移民政策の一環として行われ、単一の現場を対象とした摘発としてはこれまでで最大規模となった。 専門家は、拘束された韓国人労働者のほとんどは、肉体労働が許可されていないビザを持っていた可能性が高いと述べている。 空港では、トランプ大統領がICEの制服を着て銃を持っている写真に「われわれは友達でしたよね?」と書かれた風刺的なプラカードや、「投資しろと言っておいて、逮捕するのか! これが同盟国への扱いか?」と書かれたボードを掲げる人がいた。【翻訳編集】 AFPBB News

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