札幌・中央警察署は2025年9月16日、詐欺の疑いで住所不定・無職の男(35)を逮捕しました。 男は9月15日午後2時20分ごろから午後9時20分ごろまでの間、札幌市中央区南3条西2丁目にあるメイドカフェで、代金を支払う意思も能力もないのに酒類やサービスなどの提供(代金合計1万7600円相当)を受けた疑いがもたれています。 警察によりますと、男は約7時間にわたり、酒の飲み放題などを頼んでいたということです。 男が店を出てから約30分後に、メイドカフェの店長が「客が料金を支払わずにコンビニに行くと言って歩いて店外に出て行ったまま戻らない」と110番通報しました。 警察によりますと通報の直後、メイドカフェとは別の店の関係者が、無銭飲食の被害を受けたと男を連れて薄野交番を訪れていて、警察が話を聞くなかで今回の容疑が浮上し、追及したところ男が自供したということです。 男の所持金は14円で、調べに対し「女の子と話したかった」と容疑を認めています。 警察は、薄野交番で申告のあった無銭飲食についても、引き続き裏付けを進めています。