北九州市で去年12月、中学生2人が殺傷された事件で、平原政徳容疑者の精神状態などを調べる鑑定留置が、16日に終了しました。 鑑定留置を終えた平原容疑者は16日午後5時半前、北九州市の小倉南警察署に身柄を戻されました。 去年12月、北九州市小倉南区のファストフード店で中学生の男女2人が刃物で殺傷され、警察は近くに住む無職の平原政徳容疑者(44)を殺人などの疑いで逮捕しています。 検察は、平原容疑者の事件当時の精神状態などを調べるため、鑑定留置を1月から2回にわたりおよそ8カ月間行いました。 鑑定結果を踏まえ、月内にも平原容疑者を起訴するか判断する方針です。