82歳女性が死亡の住宅火災…同居の長男を放火の疑いで逮捕 「火を付けたことは間違いない」 福井県鯖江市

福井県鯖江市桜町3丁目で6月に住宅が全焼し、住人の女性(82)が亡くなった火事で、鯖江署と県警捜査1課、捜査支援分析課は9月16日、自宅に放火したとして現住建造物等放火の疑いで、長男の会社員(54)を逮捕した。同署によると、「火を付けたことは間違いない」と容疑を認めている。 逮捕容疑は6月22日午前10時35分ごろから同午後7時40分ごろまでの間に、木造2階建て住宅を全焼させた疑い。 同署によると、住人の女性の遺体は1階の居間兼寝室であおむけの状態で発見された。同署は当初、死因は焼死と発表していたが、その後の捜査で不詳となった。 男は火災発生直後から連絡が取れなかったが、6月26日に県内で1人でいるところを保護された。衰弱していたため、県内の病院に入院していたが、今月16日に退院したため逮捕した。 鯖江署によると、住宅は住人の女性と次女、長男の3人暮らしだった。出火当時、次女は外出していた。現場は福井鉄道福武線の西鯖江駅から北に約100メートルの住宅街。

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