羽田空港の検査員が「窃盗」、ふつうの人より罪は重くなる? 手荷物検査で70〜80回、総額150万円の被害か

羽田空港で手荷物検査中の乗客の現金を盗んだとして、保安検査員の男性が窃盗の疑いで警視庁に逮捕されました。 報道によると、男性は9月13日午後6時半ごろ、国内線の保安検査場で、乗客の現金9万円を盗んだ疑いが持たれています。 NHKなどによると、乗客が現金をトレーに置いて検査を受けていた際、男性は現金を自分のワイシャツのポケットに入れ、近くのトイレ個室で補充用トイレットペーパーの芯に隠したとされます。 取り調べに対して、男性は容疑を認めて「今年8月以降、70〜80回ほど財布から現金を抜き取った」「150万円くらい盗んだ」「スリルを楽しむためだった」と供述しているといいます。 空港の保安検査は国際的にも厳格な管理が求められる分野です。職員自身による窃盗は、刑事責任だけでなく、雇用主である会社にも民事上の責任が及ぶ可能性があります。簡単に法的ポイントを整理します。

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