「狂った意図」 旧統一教会総裁の聴取巡りキングリッチ元米下院議長が李在明政権を批判

尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏を巡る疑惑を捜査している特別検察官チームは17日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁を出頭させ9時間30分にわたり聴取を行った。これと関連して米連邦議会のキングリッチ元下院議長は同日「韓国の新しい左翼政権は複数の宗教を攻撃し、またマザー・ムーン(韓鶴子総裁)を破壊する狂った意図があるようだ」と批判した。キングリッチ元議長は1994年の中間選挙で共和党が上下両院の多数議席を占め圧勝した当時の立役者で、民主党による40年続いた議会掌握をストップさせた人物だ。またトランプ大統領のメンターとも呼ばれており、米国の保守陣営では重鎮の一人で1995−99年には米国で儀典序列3位の下院議長を務めた。キングリッチ元議長は先月のメディアへの寄稿でも韓国における保守系の指導者や宗教指導者に対する家宅捜索について「李在明(イ・ジェミョン)政権による政治や宗教への弾圧は息が詰まるほどだ」と批判した。

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