ことし6月、弘前市で自宅に火をつけ放火の疑いで逮捕された男が起訴されました。 男は服や毛布に、マッチで火をつけていたことが新たに分かりました。 起訴されたのは弘前市石川に住む無職 川口鉄治被告58歳です。 起訴内容によりますと、川口被告はことし6月28日の午後11時半ごろ、2階建ての自宅に火をつけ、全焼させた放火の罪に問われています。 川口被告は妻と息子、それに娘と同居していて、火事の直前に警察が川口被告の住宅で、けんかをしているという通報を受けていました。 検察によりますと、川口被告は自宅2階の居間など3か所で衣服や毛布にマッチで火を放ち、壁や天井に燃え移らせたということです。 検察は川口被告を鑑定留置した結果、刑事責任能力があると判断して起訴しました。