愛媛県松山市でトラブルになった相手を、軽乗用車のボンネットに乗せたまま数百メートル走行し転倒させた現行犯で、80代の会社役員の男が19日に逮捕されました。警察が当時の状況を調べています。 暴行の現行犯で逮捕されたのは、松山市南斎院町に住む会社役員の男(84)です。 警察の調べによりますと、男は松山市南斎院町の道路で19日午後4時40分過ぎ、軽乗用車のボンネットに市内の男性(27)を乗せたまま走行し転倒させました。男性にケガはないということです。 警察は男性と一緒にいた知人から「通行方法を巡るトラブルがある」と通報を受け、現場の状況を確認しました。 現場は狭い道路。男性と知人は車を止め、軽乗用車を運転していた男と通行を巡りトラブルに発展。男は軽乗用車のボンネットに男性を乗せたまま、遅いスピードで数百メートルを走り、ブレーキをかけた際に転倒させたとしています。 男は容疑を認めていて、警察は男性をボンネットに乗せたまま走った経緯を調べています。