札幌市で8月、刃物で切り付けられたあと行方不明になっていた男性が遺体で発見された事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された男が「頼まれて重機で穴を掘った」と話していることが新たに分かりました。 苫小牧市の会社員・梅津悠希容疑者は8月3日未明、むかわ町の山林に札幌市の西村隆行さんの遺体を埋めて遺棄した疑いです。 西村さんは8月2日夜、札幌市内で刃物で切り付けられたあと行方不明になっていて、知人の大上文彦容疑者が傷害の疑いで逮捕されていました。 その後、警察が梅津容疑者の話に基づき捜索したところ、9月19日、むかわ町内で西村さんの遺体が発見されました。 警察によりますと、梅津容疑者は「頼まれて重機で穴を掘った」と話していることが新たに分かりました。 梅津容疑者は大上容疑者とむかわ町で一緒に行動していたとみられていて、警察はほかにも共犯者がいるとみて捜査を進めています。