ポップマートが「株価急落」「ラブブブーム終焉」より深刻視している自社の弱点

世界的なラブブブームで同製品を販売する中国企業POPMART(ポップマート)の知名度も急上昇している。株価が急落するたびに「ブームの終焉」と結び付けられるが、ブームはいつか終わるものであり、重要なのは企業がその後も成長を続けられるのか、日本視点で見ればサンリオのような存在になり得るのかだろう。 だがポップマートを巡る日本の世論を見ると、動きを伝える側もニュースを見ている側も存在を知ったのがこの半年~1年だからか、短期的な動きだけを見て論評しているように感じる。しかも、そのほとんどが実際の購入者でもなく、店舗に行ったこともない人の声だ。ポップマートが海外進出する以前から5年にわたってウォッチしてきた筆者が、同社とラブブの中長期的な可能性とリスクを掘り下げる。

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