1995年に東京・大田区で起きた強盗傷害事件に関与したとして国際手配されていた男が警視庁に逮捕されました。 強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、職業不詳・相原久仁雄容疑者(62)です。 警視庁によりますと、相原容疑者は1995年2月10日深夜、他の男2人と共謀し、東京・大田区蒲田のゲーム喫茶に押し入り、経営者の当時53歳の男性にナイフを突きつけ、現金およそ70万円を奪ったうえ、蹴るなどして全治3週間のけがをさせた疑いがもたれています。 他の男2人は事件当日、警視庁に逮捕されましたが、相原容疑者は事件後に海外に逃亡していて、国際手配されていたということです。 相原容疑者は今年6月にフィリピンの首都マニラで不法滞在の疑いで拘束され、けさフィリピンから強制送還されていました。 相原容疑者は取り調べに「間違いありません」と容疑を認めているということです。