【速報】一般女性の画像を性的加工「ディープフェイク」公開疑い男2人逮捕 生成AIで作成

生成人工知能(AI)を使って一般女性の画像を性的に加工した動画を交流サイト(SNS)で公開したとして、京都府警サイバー捜査課と城陽署は16日、わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで、埼玉県加須市、会社員の男(28)と、同市、会社員の男(29)を逮捕した。 AIなどを利用し、実在する人物の写真を性的に加工した画像や動画は「ディープフェイクポルノ」と呼ばれ、世界的に問題となっている。 府警によると、28歳の男はSNS内で運営するチャットグループのメンバーから提供された女性の画像を、AIを用いたアプリで短時間の性的な動画に加工していたほか、自身の知人女性の画像を基にした性的な動画も作成していた。動画の一部はチャット内で公開していたという。 28歳の男の逮捕容疑は5月15〜25日、SNS「ディスコード」内で、知人女性8人の画像を基にしたわいせつ動画8点を公開した疑い。また28歳の男と29歳の男は共謀し、6月20日〜7月2日、29歳の男が提供した知人女性3人の画像を加工したわいせつ動画9点を公開した疑いも持たれている。 28歳の男は「間違いないが共謀した覚えはない」と一部否認し、29歳の男は「間違いない」と容疑を認めているという。 府警の説明では、チャットは会員制で、最大で1030人が参加。計59人分、164点の性的な動画が掲載されていた。28歳の男は依頼者に対し、動画1件につき300〜500円で提供していたという。

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