着色された覚醒剤、スパイスに偽装か 密輸容疑で女を逮捕

覚醒剤を密輸したとして、東海北陸厚生局麻薬取締部は17日、住居不定、無職の女（39）を覚醒剤取締法違反（営利目的輸入）の疑いで逮捕、送検したと発表した。女は黙秘しているという。 麻薬取締部によると、女は氏名不詳者と共謀し、営利目的で、3月13日、イランから国際郵便で覚醒剤998.376グラム（末端価格約5800万円）を密輸した疑いがある。覚醒剤は、粉末が黄色に着色されるなど、スパイスに偽装されていた。税関の検査で見つかったという。（野口駿）