大阪府守口市の施設の修繕工事をめぐる収賄事件で、逮捕された元課長が建築会社におよそ30件の随意契約で便宜を図った疑いがあることがわかりました。 守口市健康推進課の元課長・安田大輔容疑者(47)は、市民保健センターの修繕工事の随意契約で、建築会社に便宜を図る見返りに電動自転車や掃除ロボ・ルンバなどを受け取った疑いが持たれています。 市によると、健康推進課は建築会社と昨年度から今年度にかけて33件の随意契約(合計約1200万円分)を結んでいました。 いずれも50万円以下の工事で、課長の決済で発注から支払いまでできる少額の契約だったということです。 警察は安田容疑者が立場を悪用して便宜を図った疑いがあるとみて、実態解明を進めています。