鹿児島市の高齢者福祉施設で入所者を殴った疑いで、当時、施設の職員だった61歳の女が逮捕されました。 暴行の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市の元職員(61)の女です。 鹿児島中央警察署によりますと、元職員の女は先月14日正午ごろ、当時勤務していた鹿児島市内の高齢者福祉施設で、入所する80代女性の顔を平手で複数回殴ったり、髪をつかんだりしたほか、体を足で蹴った疑いがもたれています。 女性にけがはありませんでした。 女性から被害の申し出を受けた施設が警察に通報し、警察が防犯カメラの映像などを捜査していました。 取り調べに対し、元職員の女は「顔を殴ったことは間違いないが、ほかは覚えていない」と容疑を一部否認しています。 警察が動機や余罪について調べています。