札幌市南区の会社の社員寮で、同じベトナム国籍の同僚の胸を包丁で刺して殺害しようとしたとして、19歳の技能実習生の男が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、札幌市南区の社員寮に住むベトナム国籍の技能実習生の男(19)です。 男は11月30日午後6時半ごろから12月1日午前1時すぎにかけて、札幌市南区川沿1条6丁目の社員寮で、同じ社員寮に住むベトナム国籍の技能実習生の20代の同僚男性の胸を包丁で刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。 「胸から出血している」と消防から警察に連絡があり、事件が発覚。 男性は市内の病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。 警察によりますと、男性は同じ社員寮に住む会社社長の妻に被害を申し入れました。 2人は建築系の同じ会社に勤めている同僚で、当時男は酒に酔った状態でした。 警察の調べに対し男は「弁解することはありません」と話し、容疑を認めています。 警察は事件の経緯を調べています。