去年3月、東京・上野の貴金属店で、試着したネックレスを盗んだとして少年ら6人が逮捕された事件で、指示役のトップにあたる暴力団組員の男ら2人が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団住吉会系組員の池田英幸容疑者(24)と無職の徳永慶太容疑者(27)です。 池田容疑者らは去年3月、ほかの人物と共謀し、台東区・上野の貴金属店でネックレスとペンダント、121万円相当を盗んだ疑いがもたれています。 この事件をめぐっては、客を装いネックレスを試着し、そのまま逃走した少年ら4人と、中間の指示役の男2人が逮捕されていました。 警視庁によりますと、池田容疑者らは最も上の指示役で、中間の指示役の男2人にインスタグラムを使い、指示していたということです。 取り調べに対し池田容疑者は黙秘し、徳永容疑者は否認していますが、警視庁は余罪があるとみて捜査しています。