ニューヨーク、ニューヨーク州、10月22日 (AP) ― ニューヨークのダウンタウンで有名なカナル・ストリートで10月14日、露店商を対象とした移民取締りの一斉摘発が行われたが、物見高いニューヨーカーや抗議者らが連邦捜査官の進路を阻もうとして、一帯は一時混乱を極めた。 カナル・ストリートは長年、偽物のデザイナーバッグや腕時計、香水、サングラス、携帯電話やその他の電子機器など、マンハッタンの「半ば公然の闇市場」の中心地となってきた。 摘発に抗議する群衆が覆面警官を取り囲み、「ICE(移民税関捜査局)はニューヨークから出て行け」などのシュプレヒコールを叫びながら、車両の移動を阻止しようとした。 移民税関捜査局(ICE)、国境警備隊(Border Patrol)など連邦機関の捜査官らは、デモ参加者に催涙スプレーで威嚇した後、数名の露天商を拘束した。 戦闘装備で武装し銃を携行した追加の連邦捜査官らも、ベアキャットと呼ばれる軍用戦術車両で到着し、さらなる逮捕を行った。 (日本語翻訳・編集 アフロ)