去年9月、山梨県甲州市の住宅で女性の遺体が見つかった傷害致死事件で、女性に暴行を加え死亡させたとして送検された81歳の容疑者が鑑定留置中に転倒して死亡し、甲府地検は容疑者を不起訴としました。 この事件は去年9月、甲州市の住宅で77歳の女性の遺体が見つかったもので、女性と一緒に暮らしていた81歳の容疑者が女性に暴行を加え死亡させたとして逮捕され、傷害致死容疑で送検されました。 甲府地検は容疑者の刑事責任能力を調べるため県内の病院で鑑定留置を行っていましたが、今年1月、容疑者は1人部屋のトイレで転倒して意識不明となり、先月、死亡したということです。 甲府地検は鑑定留置に問題はなかったとし、容疑者死亡のため不起訴としました。