東京ドームで3月に開催されたMLB東京シリーズの米大リーグ・ドジャースの開幕戦などの観戦チケットを不正に転売したとして、警視庁生活安全特別捜査隊は、入場券不正転売禁止法違反の疑いで、東京都大田区池上の無職、安田正晴容疑者(57)を逮捕した。 調べに対し、「高額転売した人が逮捕されたニュースを見ていたが、それでも転売は金が稼げるので続けていた」と容疑を認めている。試合にはドジャースの大谷翔平選手らが出場していた。 逮捕容疑は2~3月、業として、興行主の同意を得ず、沖縄県と神奈川県の男性2人に、ドジャースとカブスの開幕戦やプロ野球のチケット計3枚(定価計約10万3千円)を、計約302万円で転売したとしている。 生特隊によると、安田容疑者は転売サイトで、MLB東京シリーズのチケット11枚を定価の最大約31倍の価格で転売。約390万円の利益を得たという。