東京・港区のアメリカ大使館近くで男が刃物を取り出し、取り押さえた警視庁の機動隊員が足にけがをしました。 現行犯で逮捕された男は、「気象庁と警察庁に対する逆恨み」などと話しているということです。 30代くらいの男は午後2時半ごろ、港区のアメリカ大使館近くで職務質問を受けた際に警視庁の機動隊員に包丁を差し向けるなどした公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されました。 警視庁によりますと男がリュックサックから包丁を取り出したため、機動隊員が取り押さえようとしたところ包丁が右足のかかと付近に当たりけがをしたということです。 男は「気象庁と警察庁に対する逆恨みです」などと話しているということです。 トランプ大統領の来日が迫る中、警視庁が大使館周辺の警備を強化していました。