津田塾大の元職員を書類送検 学生の衣類でわいせつ写真投稿など疑い

勤務先の女子大学から持ち出した学生の衣類で自慰行為をしている写真をインターネット掲示板に投稿したとして、警視庁保安課は22日、東京都江東区住吉2の元大学職員、田辺佑介容疑者(43)=器物損壊罪で起訴=を、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列容疑で書類送検した。衣類に体液をかけて汚した器物損壊の疑いでも26日に再逮捕した。 容疑は7月ごろ、自分のパソコンからインターネット掲示板にわいせつな写真3枚を投稿したとしている。また6~7月ごろ、勤務先だった津田塾大(小平市)のロッカーから、10代と20代の女子大学生2人の運動着を持ち出し、体液をかけて汚したとしている。 保安課によると、投稿写真は、女子大学生の運動着で自慰行為をする場面だった。田辺容疑者は「スリルと背徳感で興奮し、エスカレートした。投稿は他人にはできないことで承認欲求が満たされた」と話したという。 衣類は無施錠のロッカーから持ち出し、人数は「10人程度」だったとも供述している。大学側は7日に「全学を挙げて取り組みをさらに強化し、安全な修学環境を確保してまいります」とのコメントを公表している。【菅野蘭】

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